先日、奈良公園周辺の「日本料理天平倶楽部」にある「子規の庭」に冬枯れの季節に果実などが残っているかなぁ~と思い偵察に訪れました。エノキの木にボールのように丸っこい「ヤドリキ(宿り木)」が付いているのに目に留まり感激しました。ヤドリギ科で(鳥もち)に由来します。粘性に関係すると思われます。落葉樹の木に寄生し、その幹から養分等を吸い取って生息する冬、落葉した後で、宿り木の丸っこい茂みが目立つ事があります。茂みは枝と葉っぱの固まりです。ターゲットされる木は、桜、ブナ、ケヤキ、ミズナラ、コナラ、エノキ(榎)、ヤマナシ、栗等だそうです。春、黄色の花が咲き、秋に実がなります。実の中には寄成分の種があります。他には、天極堂の池の傍、大仏池近くの東大寺幼稚園にもヤドリギがあるそうです。「花言葉」・・「困難に打ち勝つ」「忍耐生」だそうです。奈良公園を散策しながら、宿り木や新春の芽吹き、蕾などを偵察に訪れたいですね~♪