皆さん今晩は。”春を呼ぶ”東大寺・二月堂の「お水取り」も終わり古都・奈良にも春の到来が感じられる季節になり、お花達もぱっと開花しました。我が家の梅の木で今日”メジロ”を見ました。御陵の森では”ウグイス”がさえずっています。今日は我が家の道端で群生して咲いている「オオイヌノフグリ」の中で”私、見て、見て”とアピールしているような、小さな小さな可愛らしい淡桃色の「イヌノフグリ」を絵手紙に描きました。ゴマノハグサ科で別名「天人唐草」と言います。3月~5月にかけて淡桃色をした3~4㎜ほどの小花をつけます。花弁には紅紫色のすじが入ります。東アジアに広く分布し、日本では本州以南に見られます。かっては路傍や畦道や道端などで見られた野草でしたが、近年は近緑種の帰化植物である「オオイヌノフグリ」にその生育地を奪われたほか、育成地自体も人間の開発行為によって減少しているため数は大幅に減っています。環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧類に指定されています。「花言葉」(子供の頃の思い出)だそうです。