今日は秋分の日でお彼岸の中日ですね。皆さんご先祖様のお墓参りなされたでしょうか。彼岸花は中国原産で、田の畦や土手、墓地など、各地の人家の近くに自生し、又、観賞用にも栽培されています。地下に外皮の黒い鱗茎をもち、これによって殖えます。九月に葉が出る前に長い花茎をまっすぐに伸ばし、その先に赤い花を数個輪状に付けます。開花は北から始まりますが、東北地方から九州へ開花前線が南下するまでに要する期間はわずか一ヶ月たらずと言います。花が終わると、鱗茎から深緑色の細い葉を多く出し、そのまま冬越します。墓地に多いのは、この花の有毒性を利用してネズミなどを防いだためと言います。名前の由来は秋の彼岸の頃に咲くためです。又、曼珠沙華という名が仏教的であることから、あの世、浄土、死などの連想につながっています。我が家の畔の御陵の土手に毎年お彼岸の頃に咲いていますが、今年は異常気象で咲くのが遅いです。絵手紙に描いた彼岸花の景色は連想して楽しく描きました。秋分の日と春分の日の前後にしか見られない夕陽が、今日我が家のバルコニーから東のビルのガラス窓に反射して映る夕陽が昨年より綺麗に見られて感動しました。彼岸花の「花言葉」・・・(旅情)だそうです。