豆まき
季節の変わり目には邪気が入り易いと言われるので、炒った豆を年男や一家の主人、厄年の人が「鬼は外、福は内」と大声で叫びながら豆をまき、邪気や災厄を祓います。
豆を食べる
1年の厄除けを願い、豆を食べます。自分の年より一粒多く食べると、風邪を引かないとも言われています。
恵方巻きを食べる
恵方巻き(幸運を招く方角)(今年は南南東)を向いて太巻きを無言で丸かじりする関西の風習。
新しい年が良い年でありますようにと願いながら食べます。巻き寿司なのは「福を巻き込む」からで、切らないのは「縁を切らないために」と言われています。
鰯とひいらぎ(柊)を戸口に挿す
焼いた鰯の頭の悪臭と、柊の棘で鬼を追い払うという魔除けの風習です。
いわし(鰯)の栄養
いわしには歯や骨の素となるカルシウムとそのカルシウムの吸収を助けるビタミンDが両方含まれており、またビタミンB2も多く含まれています。さらに動脈硬化の予防や中性脂肪を下げると言われているEPAやDHA、タンニンや鉄分なども豊富で、栄養的に非常に優秀な魚です。鰯を節分に食べる事で健康や無病を願うと言う意味あいもあるかも知れませんね。
私は、さば(鯖)やいわし(鰯)などの青みの魚を多く食べているので中性脂肪は低く、鰯は骨まで柔らかく煮るので骨密度も高いですね。缶詰や佃煮も食べていますよ。
2月4日は「立春」で草木が芽吹き、花が咲き、鳥のさえずる姿にふと気づくたびに、自然と顔が膨らみます。ささやかな日々の移ろいに気づきましょう。春はもうすぐ~アセビの蕾も膨らみ、梅の花も僅かではありますが咲いていますよ~♪
「鹿せんべい飛ばし大会」は若草山麓(ふもと)で約20㎝の特製の鹿せんべいを飛ばし、その飛距離を競います。山焼き記念特別ルールに従い、20m~30mをこえた人には入賞賞品が進呈されます。優勝者には奈良春日大社の鹿の角が贈られます。
全国の皆様、明日は冷え込んで寒さが厳しいと思いますが、凜とした空気の中での「若草山焼き」「冬花火」は素晴らしいので、温かくして是非とも奈良観光にお越し下さいね~♪
今は初候(新暦では、およそ1月20日~1月24日頃です。蕗の花が咲きはじめるころ。凍てつく地の下で、春の準備が着々と進みます。旬の野菜は「小松菜」で12月から3月で、寒さに強く、霜を受けるほど甘みが増し、葉はやわらかく、おいしくなると言う不思議な生命力のある冬野菜です。鉄分やカルシウム、ビタミンA、Cなどが豊富です。茹でて冷凍保存もできます。古都・奈良では「東大寺・二月堂」のお水取りが終わらないと春は来ないと言われています。咲き誇る春、待ち遠しいです~♪
11月1日を「大正月」、15日を「小正月」と言い、旧暦ではちょうど満月を迎えます。新年最初の満月の日に、正月を祝っていたのです。本来はこの日までは「松の内」。「小正月」には「小豆粥」を食べる風習がありますがあります。平安時代の宮中では、小正月に米、小豆、粟、ごま、黍、稗、ムツオレクサの七種粥を食べたそうです。正月中も忙しく働いた女性達がやっと一息つけるころだから、「女正月」とも呼ばれます。旬の魚介は、鮟鱇(アンコウ)、野菜は、かぶ(蕪)野鳥は、きじ(雉)花は(ろうばい)です。実家では14日の夕方に町内から正月飾りや習字等を持ち寄り、無病息災を祈り「大とんど」をして、お餅を焼き食べました。とんどの火を家に持ち帰り、ロウソクにともしてお供えした火で明朝「小豆粥」を食べる風習がありました。子供の頃が懐かしいです~♪
セリ・・鉄分が豊富で増血作用があります。又植物繊維も多く含まれているので、便秘解消、冷え性にも効果があります。
ナズナ(ぺんぺん草)・・鉄、マンガンが豊富に含まれているので貧血に有効、さらにアセチルコリン、カリウムイオンが血液低下作用に効果を出してくれるので、高血圧の人の予防にもなります。
ゴギョウ(ハハコグサ)・・たんぱく質、ミネラルが豊富で扁桃炎や胃炎をしずめる成分も含まれています。
ハコベ・・ミネラルやタンパク質が多く含まれており整腸作用があります。さらに口臭予防になる生薬の葉緑素は昔の歯磨き粉としての役目がある等、万能な食材でした。
ホトケノザ(コオニタラビコ)・・胃腸を整える作用と高血圧予防効果があるといわれています。
スズナ(かぶら)・・根部には消化酵素を含み、植物繊維、ビタミンA、カルシウム、鉄分と言ったミネナルなど多く含まれています。抵抗力を高めるのに有効です。
スズシロ(だいこん)・・スズナと同じく根部にでんぷん分解酵素を含み、葉にはビタミンB1、,B2、C、カロチン、鉄分を含有、植物繊維も含まれているので、便秘予防にもなります。
さらに1月7日の七草粥を食べた後には15日には七種粥を食べる風習もあります。
年末、年始の食べ過ぎや飲み過ぎで、疲れた胃腸を癒す意味でも、七草粥、七種粥を食べて新年の初めを良いコンディションでスタートしたいものですね。早春の若草を摘んで芽吹きの勢いを食べる事により、邪気を払い、万病をさけられると言い伝えられています。
最近は七草粥セットが売っていますので買われる方も多いでしょうね。今朝我が家の庭ではナズナとゴギョウが芽吹きしていました。初春の野草を探しに散策するのも楽しみです~♪
輝かしい2013年がスタートしました。元旦は快晴に恵まれて、楽しい新年を迎えられた事と思います。古都・奈良は、ご来光が拝まれて、今年も家族が健康でありますようにとお祈りしました。興福寺にも初詣にお参りしました。新年のテーマは元旦にふさわしい(坂村真民)さんの「鳥は飛ばねばならぬ 人は生きねばならぬ」です。
鳥は飛ばねばならぬ
人は生きねばならぬ
新しい年を迎えた日の朝
わたしに与えられた命題(めいだい)
鳥は飛ばねばならぬ
人は生きねばならぬ
鳥は羽ばたいて生きて行かねばならないです。飛ばれなくなって、地面でじっとしている鳥を見かけたら可哀想になります。私はタンポポの花のように、踏みにじられても、泣き事など言わず来年も花を咲かせて楽しまれるように、明るく生きたいです。どんなに辛いことがあっても、どんなに苦しいことがあっても、勇気を出してタンポポの種のようにどんなに遠い所にも飛んで行って幸せをまき散らしたいです。困った人や老いた人には助けてやり、家族や他人に尽くして、二度とない人生に私だけの花を咲かせて元気で、一生懸命に生きたいです。今年は平穏で幸多き年でありますように祈念しています。今年も拙いblogになりますが宜しくお願い致します。
お盆にちなんで、私のお気に入りの今は亡き「坂村真民」さんの「詩」(愛をこめて)を紹介します。
遠くからこられる方たちだから
愛をこめてお迎えしよう
どんな良い料理を用意しても
愛がこもっていなかったら
喜んでは下さらないのだ
貧しい山菜の料理でも
心がこもっていたら
どんなにおいしく
食べて下さることだろう
迎える家族の者の心が
なによりもご馳走なのだから
愛をこめて作りお迎えしよう
年に一度のこのお盆を
ああ来てよかったと言って
帰られるように
楽しいものにしよう
皆様まだまだ暑い日が続いていますが、お体ご自愛下さいね~♪